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『●【日本語・銀座湖山日記/1月15日】医師の涙』
父は、医師として、救急病院の院長として、決して人前で、自分の涙を見せる事はなかった。 24時間、365... 父は、医師として、救急病院の院長として、決して人前で、自分の涙を見せる事はなかった。 24時間、365日病院に詰めている医師にとって、患者の死は、敗戦であり、終戦であったのだと思う。 外来、人間ドックの判定の最中に、救急車が意識不明の患者を運んでくる。 検査結果が良く、元気で、喜んでいるドック受診者を診察室にほっといて、救急車が来ると、処置室に飛んでいく毎日。 救急患者は、3時間、3日で、デッド・オア・アライブ。 最大の救命努力の末に、亡くなった直後に、号泣の家族に囲まれるのは、辛い。 それでも、父は、常に冷静で、感情を乱す事はなかった。 主治医として。プロとして。 その反動なのか、普段は、いつもアルカイック・スマイル。 特に、病院のスタッフには優しかった。 誰にも温厚な笑顔だった。 医者と、私には厳しかったように、思うが。 父は、身内の死も、冷静で、涙を見せる事はなかった。 唯一は、祖母