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『現代の勝負師 将棋の世界から何を学ぶのか?』
趣味とはいえ将棋は、いつも真剣勝負。 道場での対戦も、かなり必死で戦いを挑む。 趣味を楽しむのは、... 趣味とはいえ将棋は、いつも真剣勝負。 道場での対戦も、かなり必死で戦いを挑む。 趣味を楽しむのは、道場からの帰りでいい。 将棋の世界の棋士が書いた将棋の棋譜を基にした指導書以外の本は大概読む。 棋士の勝負に対する考え方や生き方、思考力などについての著作だ。 羽生善治二冠の「決断力」(角川) 谷川浩司九段の「構想力」(角川) それに次いで、遂に、 渡辺明竜王の「頭脳勝負」(ちくま)が発行された。 「頭脳勝負」の内容は、 渡辺竜王のブログで書かれている内容のリメイク版? そう、渡辺竜王のブログは、 身辺雑記的な要素より、 タイトル戦などの竜王自らが対戦した戦いの記録、自戦記でもあるのだ。 これも珍しい。 棋譜(対局の一手一手の記録)を並べ替えしながら、 新手発見の趣向やその反省などが書き綴られている。 竜王が将棋の世界で何に挑戦しているのか? その心がよく理解できる。だから、 この「頭脳勝負」
2007/12/02 リンク