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アメジローの岩波新書の書評(集成)
岩波新書の赤、廣野由美子「ミステリーの人間学」(2009年)は、副題に「英国古典探偵小説を読む」とあ... 岩波新書の赤、廣野由美子「ミステリーの人間学」(2009年)は、副題に「英国古典探偵小説を読む」とある通り、ドイルの「シャーロック・ホームズ」やチェスタトンの「ブラウン神父」シリーズ、クリスティの「アクロイド殺し」「オリエント急行殺人事件」の各長編らイギリス古典のミステリーと探偵小説を読むものである。本新書に関し最初に早急に指摘して注意喚起を促したいのは、本論の中で犯人の正体・トリックの内容・犯人の犯行動機・事件の顛末を全部明かして、ことごとく「ネタばれ」になっているということだ。著者は本論に入る前の序章の結語で、 「もうひとつ、付け加えておかなけらばならない。ミステリーについて解説するさいには、これから作品を読む読者の楽しみを残しておくために、謎の答えを明かさないというのが、常道である。しかし本書では、テーマの性質上、議論の都合でこの常道を踏み外さざるをえない場合がしばしば生じてくる」(