2012年9月8日のブログ記事一覧-伊勢ー白山 道

９月９日は、「重陽の節句」（ちょうようのせっく）です。 陰陽思想では、奇数の最大数が２つも重なる日は、「過ぎたるは及ばざるがごとし」であるとして不吉な日とされて来ました。 日本の旧暦では菊が咲く時期であり、「菊の節句」として色んな行事が平安期からされています。 白山の菊理媛神（くくり・ひめのかみ）の神名に、菊の字が当てられますのも、 くくり＝九九理＝菊理、つまり９月９日の「菊の節句」が意識されているとも感じます。 京都の上賀茂神社では、無病息災を祈る重陽の節会（せちえ）が現在でも行われています。 9日には、「カーカーカー」「コーコーコー」とカラスの鳴きまねをした後、子供たちが相撲を行うカラス相撲や、「菊の被綿（きせわた）」の神事がおこなわれます。 逆に言えば、それは不吉な日なので無病息災の神事を行う日でもあります。 昨日の外国のユーラシア・プレートにおいて、マグネチュード５前後の地震が数回