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因果の流れを観る - 伊勢ー白山 道
仏教における「因果の法則」のエピソードの1つを紹介します。 ある町に、宝石を磨くことを仕事にする男... 仏教における「因果の法則」のエピソードの1つを紹介します。 ある町に、宝石を磨くことを仕事にする男性と妻が暮らしていました。 その男性の家に、毎日のように托鉢(たくはつ:僧が食べ物を恵んで頂く行為)に訪れる柔和な顔をした僧侶が来ていました。 ちょうど僧侶が托鉢を受けて、男性から「そこのイスに座ってお茶でもどうぞ」という配慮を受けて休んでいた時に、王様からの使いの人が男性を訪れて来て、王様の原石の1つを磨いて欲しいと頼まれて、男性に手渡しました。 男性はその時に食事のために肉を切っていたので、手に血が付いたまま原石を受け取り、テーブルの上に原石を置きました。その小さな原石には、肉の血と肉の破片が付きました。 その様子を側で、ペットで買われていた鳥と、僧侶が見ていました。 すると男性が奥の部屋に手の洗浄に行った時に、じっと血の付いた小さな原石を見ていた鳥が、何とその原石を肉だと思って呑み込みま