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花の盛り/マグダラのマリア(岡田温司) - 見もの・読みもの日記
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花の盛り/マグダラのマリア(岡田温司) - 見もの・読みもの日記
○岡田温司『マグダラのマリア:エロスとアガペーの聖女』(中公新書) 中央公論新社 2005.1 西洋美術... ○岡田温司『マグダラのマリア:エロスとアガペーの聖女』(中公新書) 中央公論新社 2005.1 西洋美術史の岡田温司さんの本にちょっとハマっている。『もうひとつのルネサンス』(平凡社ライブラリー 2007.3)も『処女懐胎』(中公新書 2007.1)も面白かったので、もう1冊読んでみることにした。 本書の主題はマグダラのマリア。悔悛した娼婦、キリストの磔刑、埋葬、復活に立会い、「使徒のなかの使徒」とも呼ばれたことになっている。「なっている」というのは、聖書(四福音書)を読む限りでは、彼女について、明らかなことは殆んどないのだ。そもそも娼婦であったかどうかも分からない。わずかに、ルカによる福音書が「七つの悪霊を追い出していただいたマグダラと呼ばれるマリア」と伝えるのみである。 これに、聖書外典の伝承、同じ「マリア」という名前で(あるいは名もなく)聖書に登場する女性たちとの混同が加わり、上述の