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クリスティーナ・モラレス『かんたんなよみもの』 - Crónica de los mudos
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クリスティーナ・モラレス『かんたんなよみもの』 - Crónica de los mudos
セッシュ・バラルが訴訟を恐れて刊行を差し止めにしたいわくつきの小説。アナグラマが敢えて年間優秀賞... セッシュ・バラルが訴訟を恐れて刊行を差し止めにしたいわくつきの小説。アナグラマが敢えて年間優秀賞(エラルデ賞)を授与し、原作のまま(検閲ぬきで)刊行してしまった。実際に読んでみるとかなり危ない小説。 主人公は4人のスペイン人女性。ナティは32歳、博士課程在籍中に(博士論文提出のひと月前に)重度の知的障碍を発症、彼女はそれをゲート症候群と呼んでいる。話している最中などに「扉が下りてくる感じ」らしく、てんかんの発作に少し近い状況かもしれない。パトリシアは33歳、中度の知的障碍者、神経質で心配性の人物。マルガは37歳、重度知的障碍者で、誰かれ構わず男と寝てしまう自由奔放な女、貧しい育ちで読み書きができないので、ナティから字を教わっている。アンジェルスは最年長の43歳、軽度知的障碍者で、施設で強要された「かんたんなよみもの」というリハビリ自伝小説をスマホに書き続けている。 四人はバルセロナの公営知