大晦日…夢の始まり - 食いしん坊ケアマネ の おたすけ長屋！

このブログも今年は今日で最後です。 最後くらい、ちょっと落語の話をしましょうか。 落語には、「大晦日」がモチーフになったものがけっこうあります。 どうも江戸の町人は借金をしていた人が多かったらしく、大晦日に来る借金取りに対処するのが落語の格好のネタになったりする。 その中で、もっとも大晦日の雰囲気をシットリと描いているのは、『芝浜』でしょう。 主人公は、酒におぼれてすっかり仕事に身が入らなくなった魚屋の「勝（かつ）」です。 ある朝、勝は見かねた女房に叩き起こされ、まだ暗い芝の魚市場に行く。 しかし、女房は時間を間違えたのだ。市場はまた開いていなかった。 仕方なく芝の浜辺で時間を潰していると、勝は大金の入った皮の財布を拾う。 慌てて家にもどって中を数えてみると、五十両入っている。すっかり浮かれた勝は、仲間を大勢呼んで、酒とご馳走の大盤振る舞い…。 すっかり寝入った勝は、起きてから女房に「この

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来年こそ良い年になりますように…