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真実と虚構の間(2):パスカル・キニャール - 時空を超えて Beyond Time and Space
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真実と虚構の間(2):パスカル・キニャール - 時空を超えて Beyond Time and Space
ジョルジュ・ド・ラ・トゥールを取り上げた文芸作品は数多いが、今回はパスカル・キニャールについて少... ジョルジュ・ド・ラ・トゥールを取り上げた文芸作品は数多いが、今回はパスカル・キニャールについて少し書いてみよう。この作家は現代フランス文学を代表する大家の一人といえるが、17世紀ヨーロッパ、バロックの世界にかなり深く関わっている。 ジョルジュ・ド・ラトゥールを直接取り上げた作品*もあるし、その他の作品でも多数のバロックの文人、美術家などが登場する。ラ・トゥールについてのこの著作は、画家の生涯における主要な出来事と作品をめぐるいわばエッセイであり、紹介でもある。この作品は正面から画家をとりあげているので、ラ・トゥールについてある程度知っている読者ならば、比較的スムーズに読むことができる。 しかし、キニャールの他の著作はかなり難物である。この作家は大変な博覧強記で、しかも相当衒学的なところも持ち合わせている。虚実取り混ぜて、作品にさまざまな仕掛けをしている。多くの作品で、読者の力量がテストされ