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拾ったツバメ - 田中川の生き物調査隊
干潟の観察会があった。参加者と徒歩で干潟に向かっていたとき、1台の車とすれ違った。 その直後、ツバ... 干潟の観察会があった。参加者と徒歩で干潟に向かっていたとき、1台の車とすれ違った。 その直後、ツバメが道路上で動けなくなっているのを発見。外傷はない。 近くで見るツバメの羽の色は艶があって美しかった。 この日も風が強かったので、車を避けきれずに衝突してしまったのだろう。 観察会のスタッフの中に鳥獣保護員の方が見え、「まだ幼さが残るツバメですね。おそらく、もう飛べないでしょう。ほとんどの野生の鳥は飼育することが禁止されているんです。」と言っていた。 2時間半後、鳥獣保護員の手の中でツバメは眼を閉じることが多くなった。だんだん弱ってきているようだ。 「ツバメの良い標本が無いんですよ」と誰かが言う声が聞こえてきた。 2009.5.23