さくらと地球外生物 - Sleeping in the fields of gold

少しばかり早かったが、友人たちとお花見に行った。 都内でもまだ2分咲き程度の感じであった。たまたま立ち寄った寺にあった櫻は、唯一いい塩梅に咲いていた。 その下で、のらりくらりとする。 若いアーティストさんたちの作品を置いているギャラリーに立ち寄り、しみじみと「若いっていいなぁ。才能があるっていいなぁ」と噛み締めるように思うのだった。彼らはどんな風にこれから羽ばたいていくのだろうか。 この度は、このような不穏な空気の流れているご時世だからなのか、別の惑星の未確認生物まで花見に参加してきてしまった。あいにく私だけその生物の実態を確認できていないのだが、奴は硫化水素を喰らって生き、人間の目から見るとまるでガスマスクをかぶっているように見える２つの呼吸口を持つ生物らしい。体色は青と灰色。全体的につるりんとしていて、都内各所に神出鬼没である上に、手の先ににょろんとした生殖器が生えているらしい。人間の

[oreimo]

なんでも、ござれ。: ... 墓地でカラスにガンを飛ばされ、墓石にでっぷりと座り込んでいた不敵な面構えの黒猫は、大層に汚いなりをしていたがスーパーフレンドリーであった。お腹をかくと喜んで腹をぐでんと出す。遊ん