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『中世ヨーロッパの農村の生活 (講談社学術文庫) 』J・ギース/F・ギース 著 | Call of History ー歴史の呼び声ー
中世盛期、西ヨーロッパの農村で暮らす農民たちの姿を、イングランド東部ケンブリッジシャーのエルトン... 中世盛期、西ヨーロッパの農村で暮らす農民たちの姿を、イングランド東部ケンブリッジシャーのエルトン村を舞台に描く、講談社学術文庫の中世ヨーロッパを扱った本としてはロングセラーの一冊である。著者はアメリカの歴史作家ジョセフ・ギースとフランシス・ギース夫妻。同じく講談社学術文庫から出版されている同著者の「中世ヨーロッパの城の生活」「中世ヨーロッパの都市の生活」とぜひ合わせて読んでいただきたい。 中世の農村が誕生するのは中世盛期十~十一世紀頃のことである。高校世界史でも習うが、小家族を農業単位とする古典荘園制が崩れ、重量有輪犂や水車など農業技術の革新と人口増加による大開墾運動の開始、三年輪作システムの発明と三圃制への移行などが進行して、農民たちが集住して共同耕作を行う開放耕地制の村落共同体が誕生する。これらは修道院や世俗領主ら聖俗荘園領主層の強力な領主権(バン領主権)とセットで発展することになる。
2020/03/24 リンク