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つくった人、描いた人たち 【反町茂雄「奈良絵本私考」4】 | 八木書店グループ
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つくった人、描いた人たち 【反町茂雄「奈良絵本私考」4】 | 八木書店グループ
つくった人、描いた人たち 【反町茂雄「奈良絵本私考」4】1)前期(寛永以前) 少々武断的ですが、結... つくった人、描いた人たち 【反町茂雄「奈良絵本私考」4】1)前期(寛永以前) 少々武断的ですが、結論を先に記しますと、前期(寛永以前)においては、生産者は主として京都及び堺の扇屋、後期(寛永以後)では、生産者は主として京都の新興の書籍業者(出版・販売、及び一部分古書を兼業)だったのでしょう。 執筆したのは、前期には土佐派を学んだ画師、画扇描きの技工(職人)。絵仏師の手になるものも多少はありましたでしょう。素人絵も確かにあります。後期においては、多くは書肆(新興の)に従属する技工、これには上下の段階があった様です。扇屋もつくったでしょう。土佐派の画人も描いたと推量されます。素人は殆ど描いていない様です。 以上は主として今日伝存している数多くの奈良絵本を観察しての、1つの結論であります。 古来、日本の画家の生活は、主として支配階級及び宗教団体に依存していました。上代から中世末まで、大体そうで