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内田樹「愚策に固執し、教員のプライドを傷つけることに実に熱心な政府」 | AERA dot. (アエラドット)
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内田樹「愚策に固執し、教員のプライドを傷つけることに実に熱心な政府」 | AERA dot. (アエラドット)
内田樹(うちだ・たつる)/1950年、東京都生まれ。思想家・武道家。東京大学文学部仏文科卒業。専... 内田樹(うちだ・たつる)/1950年、東京都生まれ。思想家・武道家。東京大学文学部仏文科卒業。専門はフランス現代思想。神戸女学院大学名誉教授、京都精華大学客員教授、合気道凱風館館長。近著に『街場の天皇論』、主な著書は『直感は割と正しい 内田樹の大市民講座』『アジア辺境論 これが日本の生きる道』など多数 ※写真はイメージ(gettyimages) 哲学者の内田樹さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、倫理的視点からアプローチします。 * * * 英語の民間試験に続いて、今度は国語と数学の記述式問題も来年度の大学入学共通テストへの導入延期が決まった。受験生50万人が受ける試験の採点を外部にアウトソースする場合に、どうやって採点の公平性を担保するのかというのは受験生にとって最も切実な問いである。それに文部科学省はついに説得力のある答えを示すことができなかった。精