映画『アクト・オブ・キリング』の映画ネズミさんの感想・レビュー | Filmarks

どうも、映画ネズミです。本日は趣向を変えて、最凶のドキュメンタリーを。問題作『アクト・オブ・キリング』です。 ネズミの感想はざっくりこんな感じです： ① これぞ「空前絶後」のヤバすぎる映画 ② 観終わって突き付けられる物が重すぎる……。 この映画はこういう人に向いてます：まだ見ていないすべての人 最近思うのですが、ヤバい映画というのは、①単純に描写が過激すぎる映画と、②ひとつの真実を見る者に突き付けてくる映画に分かれると思うのです（被ることもあると思いますが）。『ムカデ人間』とかは①、先日感想を書いた『ゴーン・ガール』とかは②ですね。 本作は、①②両方です。ヤバすぎます。ヤバすぎて、エンド・クレジットには、スゴイ量の「ANONYMOUS（匿名）」が出てきます。スタッフが名前を出せないです。つまり、この映画に関わっていることが知れると、困る人々がいるんです。 あらすじというか、映画は、「６０

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観る前と観た後で決定的に何かが違ってしまい元に戻れない。そんな体験ができるのはいい映画。これの続編的作品「ルック・オブ・サイレンス」も傑作。比べてエンドロールのAnonymousが減ってるのはいい傾向。

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“なぜこれがヴェルナー・ヘルツォークという名監督を動かし、世界中で賞を獲ったか。それは、これが、「人が人を殺す仕組み」を普遍的に描いているからです。”