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社長直々、「押し紙」暴露 ―武藤山治と時事新報― - 書痴の廻廊
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社長直々、「押し紙」暴露 ―武藤山治と時事新報― - 書痴の廻廊
本邦新聞カラー刷りの草分けは、どうも武藤山治と、彼を社長に戴いて以後の時事新報に見出せるらしい。 ... 本邦新聞カラー刷りの草分けは、どうも武藤山治と、彼を社長に戴いて以後の時事新報に見出せるらしい。 昭和八年四月二十五日のコラムにて、武藤はこんな記述を残した。 …一方ラジオは、日夜音楽を放送して耳によい感じを与へる今日の世の中に、新聞紙が全面真黒の装ひで朝夕読者に見(まみ)えるのは、喪服を着て人の家を訪問するのと同じで、到底両立するものではない。 私はかやうに考へて、本紙に色刷の研究設備未だ足らざる昨年十一月頃から強ひて色刷を試み次第に進歩して昨今は可なりの程度にまで達した。 我国は色刷の元祖である。版画に秀でたる我が国民は新聞色刷に於ても、外国人に負けぬ天才的技倆がある。今後大いに進歩して世界新聞紙色刷をリードすること疑ひがない。(昭和八年発行『思ふまま』328~329頁) モノクロを「喪服を着て人の家を訪問するのと同じ」とは、またなんとも巧い表現をするではないか。 実感に即すること限り