『ゲド戦記』や『闇の左手』のル・グインによる、最後のエッセイ──『暇なんかないわ 大切なことを考えるのに忙しくて』 - 基本読書

暇なんかないわ 大切なことを考えるのに忙しくて: ル=グウィンのエッセイ 作者:アーシュラ・K・ル=グウィン出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2020/01/25メディア: 単行本ル・グインは何をおいても『闇の左手』や『ゲド戦記』の、類まれなＳＦ作家・ファンタジィ作家であるが、僕は彼女が書いたエッセイや評論も大好きだ。詩的でメタファーに満ち、それでいて明快だ。本書に収められているエッセイも、2010年以降の、80代という老境に入ってからの文章にも関わらず相変わらず鋭く、力強い。 本書は2010年から始めていたブログの記事41篇をテーマごとに沿って並び替え、まとめたもので、2018年にこの世を去ったル・グインによる最後のエッセイ集になる。これまでのエッセイ集ではファンタジィやSF、フェミニズムなどテーマがはっきりとしていることが多かったが、本書は元がブログということで、飼っている猫に

[facebooook]

“「残り少ない時間で何をするのか」という問題に対する見本をみせてもらったように思う。”

[kou-qana]

える・ぺんれーんぬ

[kyokoippoppo]

ル･グイン大好きです。

[nenesan0102]

私はいま、ル・グウィンの半分も生きていないが、肉体が脆弱なため、その維持に苦痛を伴うし、多大な時間を割かれていてすごいやるせない。自らの肉体の重みがしんどい。

[ornith]

“年寄りになるということは、「生きているだけで精一杯」の状態で生きていくということ”

[nisisinjuku]

"年寄りになるということは、「生きているだけで精一杯」" やっぱそうなんだね。コレは肝に命じたい。やれることはドンドンやるべきだな。

[ranobe]

花の名前は覚えたんかいな

[mazmot]

なんか自分が恥ずかしくなるな、垣間見せられただけで。

[sakstyle]

「本書は2010年から始めていたブログの記事41篇をテーマごとに沿って並び替え、まとめたもの」「「残り少ない時間で何をするのか」という問題に対する見本をみせてもらったように思う」