ゆめ - ウィクショナリー日本語版

日本語[編集] 語源[編集] 古典日本語「ゆめ」 < 上代日本語「いめ」 < 「い」（寝） + 「め」（目） 発音[編集] (東京) ゆめ​ [yùméꜜ] (尾高型 – [2]) IPA(?): [jɯ̟ᵝme̞] (京阪) ゆ​め (頭高型) 名詞[編集] ゆめ【夢】 眠（ねむ）っている間に見（み）たり感じたりする、現実ではない出来事。 こんな悲（かな）しい話を、夢の中で母から聞いた。（夏目漱石『夢十夜』） 夢か現か幻か。 空想。夢想。白昼夢。 少年の私は、父母にも替え難い利根川の水の源に憧れて、幾たび大刀寧岳の姿を、夢に描いたことであろう。（佐藤垢石『利根の尺鮎』） 希望。願望。理想。 今の医術はまだ極めて能力が低いのですが、本当の科学の進歩は病気をなくして不老不死の夢を実現するでしょう。（石原莞爾『最終戦争論』） 父や母の夢は皆破れた。（高村光太郎『智恵子の半生』） 理想的なもの。

[tybalt]

夢の語源