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【本】芥川賞が選ばなかった最先端の日本文学3選 - 愛さないことにかけては世界の方が上手
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【本】芥川賞が選ばなかった最先端の日本文学3選 - 愛さないことにかけては世界の方が上手
村上春樹、高橋源一郎、島田雅彦、中原昌也。これらの作家たちに共通することがある。それは、優れた前... 村上春樹、高橋源一郎、島田雅彦、中原昌也。これらの作家たちに共通することがある。それは、優れた前衛小説を書きながら、芥川賞を取らなかったことだ。芥川賞は、半年に一度やっているわりに、これぞという作家たちを漏らしてきた。(新人の傑作が候補にもならないケースが多々ある。)受賞作に不満はないけれど、2010年代の重要な作品が忘れられているのはもったいない。 べつに私は文学研究者でも評論家でもないが、日本の現代文学で、忘れられてほしくない作品を記録しておきたいと思う。近年のベスト3をあげるなら以下のようになる。 #01 青木淳悟『私のいない高校』(2011年) 19世紀の偉大な文学は、人間や人生の〈意味〉と真っ向から対峙し、精神的葛藤を詩的表現極まる文芸によって築き上げた。19世紀が〈意味〉との闘いだったとすれば、20世紀の文学には〈無意味〉との闘いのようなものがある。ナンセンスからシュールレアリ