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対案を示さないでいいのは、問題が共有されていない場合のみ。 - 諏訪耕平の研究メモ
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対案を示さないでいいのは、問題が共有されていない場合のみ。 - 諏訪耕平の研究メモ
要するに、特に改革の必要性にせまられていないのに現状を悪くするような案を出してきたら、「そんなも... 要するに、特に改革の必要性にせまられていないのに現状を悪くするような案を出してきたら、「そんなものはいらない。元に戻せ、引っ込めろ」で十分なのです。対案など出す必要はありません、だってすべきことは粗悪な案をだしてきた側が「原状回復」することなのですから。 個人的に橋下さんの「対案を出せ」論法は正しいと思っているので、「対案を出せ論法はおかしい」という意見には非常に興味があるのですが、「なるほど」と思ったことはまだ一度もありません。今日も残念ながら。 論文というものは通常以下のように構成されています。 1、問題 2、目的 3、方法 4、結果 5、考察 これは「最強の型」と呼ばれています。何かを議論しようとする際、最も説得力があるのがこの形式であるということです。 今回の橋下さんの件で言うと、 1、問題:大阪府と大阪市の二重行政 2、目的:大阪府と大阪市の二重行政の解消 3、方法:大阪都構想