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ハンドアックスとは? 意味や使い方 - コトバンク
旧石器時代の石器名称の一つである。訳名に握斧(にぎりおの)または握槌(にぎりづち)を当てる。用途... 旧石器時代の石器名称の一つである。訳名に握斧(にぎりおの)または握槌(にぎりづち)を当てる。用途は未分化であり,おそらく万能な道具として,切る,削る,掘るなどに用いられたものとみられるが,限定できないことから,両面調整石器biface,またフランス語のクー・ド・ポアンcoup-de-poingという名称も用いられる。ヨーロッパ,アフリカを中心とした前期旧石器時代の石器に限って用いられ,ミンデル氷期からリス氷期(50万~23万年前)のシェル文化,アシュール文化の代表的な石器であるが,石製ハンマーで粗く打ち欠いたシェル文化のものに比べて,アシュール文化のハンド・アックスには石材よりもむしろ軟らかい鹿角,木といったハンマーによる加工で,調整のいきとどいた芸術作品ともいえる優品がある。基本的には一端でとがる形をとり,セイヨウナシ形,卵形,楕円形,三角形,尖頭状の細長い形のものなどがある。アフリカで
2017/11/13 リンク