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聖なるものと俗なるもの | mixiユーザー(id:345319)の日記
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聖なるものと俗なるもの | mixiユーザー(id:345319)の日記
どこかの阿呆が大声で歌っておる。はじめは鼻歌だったのが、だんだんと熱が入って、声が滑稽な真剣味を... どこかの阿呆が大声で歌っておる。はじめは鼻歌だったのが、だんだんと熱が入って、声が滑稽な真剣味を帯びる。滑稽なのは歌詞の内容がその真面目さと引き合わんからだが、彼が自らの任務を遂行しようと骨折る厳かな気持ちだけは否むことができない。 音楽の消費者となった自分たちは、歌は他人を楽しませるものだと思っているが、どうもそうではない。風呂場などで一人でもわれわれは歌うし、むしろ一人で歌う方が真剣になれる。カラオケなどに行くと、他人の歌などちっとも聞かんくせに、独りで熱唱して悦に入ったりする。 音楽は感情に訴えかけるものだが、その形式は厳密に数学的なものである。空気の振動数とその時間上の配置の問題である。人間の心が快いと感じる音の組合せには、無視することの出来ない決まった法則がある。美しい歌とは、この法則に可能な限り近づく歌のことである。優れた歌い手とは、大ざっぱではなく、こまかいところまで気配りの