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『宵のあかりに』石橋美紀 著書より | mixiユーザー(id:66947329)の日記
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『宵のあかりに』石橋美紀 著書より | mixiユーザー(id:66947329)の日記
『宵のあかりに』石橋美紀 著書より ・・・・・・ 細い道をしばらく歩くと、南国の植物の茂っている壊れ... 『宵のあかりに』石橋美紀 著書より ・・・・・・ 細い道をしばらく歩くと、南国の植物の茂っている壊れそうな温室が目に入った。温室の先に木戸があり、入り口にはこれも朽ちた看板があった。雨風にさらされて名前が読み取れない。 木戸は開いていた。木戸から建物へ続く小道の両側には小さな白い花がたくさん咲いている。あまり手入れされた様子はなく、草が生い茂るままに放置されている。その道を進むとかつては喫茶店だったと見える建物があり、ドアを開けるとカランと音がして開いた。 「いらっしゃい」 雪子が、にっこりと迎えてくれた。 「おじゃまします」 「ちょうど、お茶の用意ができたところだったわ、よかった。そちらへおかけなさい。シフォンケーキを焼いたけれど、甘いものは苦手かしら? 紅茶にブランデーを入れてあげようか?」 ・・・・