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『意識と無意識のあいだ』を読んで - mmpoloの日記
マイケル・コーバリス/鍛原多恵子 訳『意識と無意識のあいだ』(ブルーバックス)を読む。副題が「”ぼ... マイケル・コーバリス/鍛原多恵子 訳『意識と無意識のあいだ』(ブルーバックス)を読む。副題が「”ぼんやり”したとき脳で起きていること」というもの。まえがきで著者が書いている。 私たちの心は日中のほぼ半分はどこかをさまよっているという証拠がある。夜になって寝ているあいだも、夢の世界に入りこんで外界とは違う場所にいる。(中略)このぼんやりした状態は「マインドワンダリング」と呼ばれる。(中略) 本書では、マインドワンダリングには多くの建設的で適応的な側面があり、たぶん私たちはそれなくしては生きていけないことを示していこう。放心状態にあるとき、私たちは「メンタルタイムトラベル」をしている。時間をさかのぼったり進めたりして、過去の経験から未来の計画を立てるとともに、連続した自己意識を得てもいるのだ。マインドワンダリングによって他者の気持ちになることができ、共感や社会的理解がうながされる。 まずマイン
2016/03/24 リンク