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Rocket ChipのChiselを使ってアクセラレータを作る (行列積アクセラレータを高速化する) - FPGA開発日記
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Rocket ChipのChiselを使ってアクセラレータを作る (行列積アクセラレータを高速化する) - FPGA開発日記
前回、RISC-VのRocket Chipに整数のDot Productを計算するアクセラレータを接続した。 これにより、整数... 前回、RISC-VのRocket Chipに整数のDot Productを計算するアクセラレータを接続した。 これにより、整数行列積の計算において、約2.7倍の高速化を達成した。 ただし、これはまだ高速化できる余地がある。 一度データをアクセラレータ内に格納すると、次に同じアドレスからフェッチをしてくる場合はそのフェッチ処理を省略し、なるべく使いまわしたい。 特に、データキャッシュを縦方向に舐める、乗数行列のフェッチにおいては、なるべくフェッチの回数を短くしたい。 ということで、一度キャッシュした場所を再度フェッチしに行く場合は、既にキャッシュしてあるデータを再利用し、再フェッチをしないという方式を導入してみる。 コヒーレントを取るという観点からはこの方式は若干問題があるが、とりあえず気にせず進めていこう。 この時にソフトウェアの注意点として、行列積を求める順番が重要になる。つまり、なるべ