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涙を、免罪符にしないように|Kanako Yamazaki
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涙を、免罪符にしないように|Kanako Yamazaki
子供の頃、道でこける度に泣いた。 すごく痛かった時も、そんなに痛くなかった時も泣いた。 誰かが心配... 子供の頃、道でこける度に泣いた。 すごく痛かった時も、そんなに痛くなかった時も泣いた。 誰かが心配してくれて、 「痛かったねぇ、大丈夫?」 って顔を覗き込んでくれるまで、泣いた。 誰かがそうやって心配してくれていざ目があったら、思っていたよりずっと傷は痛くないんだってことに気がついた。 涙は止まっていた。 大人になったら、いつのまにか泣かなくなった。 って言うのは大嘘で、大人になってもまだ全然余裕で泣いてるけど、少なくとも道でこけたぐらいでは泣”け”なくなった。 そうこうしていたら、ある日抑鬱という診断書が私の手に渡された。 この春社会人になって、そう、社会人になって。 大人だから、と泣かないで、仕事だ仕事だと、と張り切って。 ある日、お腹の中にあるものを、 洗面台に吐くことしかできなくなった。 『あなたは、「しんどい!痛い!」と周りに言えくて、だから鬱になったんだよ』心療内科の先生にそう