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コミックマーケットのほんとうに始めのころのこと|近藤 良英
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コミックマーケットのほんとうに始めのころのこと|近藤 良英
1975年ごろのこと、私は大学2年生でした。SF研究会に所属して、私は漫画家になりたくて毎日漫画を... 1975年ごろのこと、私は大学2年生でした。SF研究会に所属して、私は漫画家になりたくて毎日漫画を描いていました。空想科学的なことが好きだったので、SF研究会に所属していました。実は、入学した1974年に、さいしょは漫画研究会に入ったのですが、田舎では上手だと思っていたのに、あまりにみんなが上手で自信を無くしたところに(いしかわじゅんさんがいらっしゃいました。あまりに上手でショックを受けました)、漫研の近くにSF研があったのでそこをのぞいたところ、そこの人たちと話が合うので、漫研をやめてSF研に入りました。実は、1974年はブルース・リーの「燃えよドラゴン」公開の年で大ブームになっていて、私もご多分に漏れずすっかりとりこになって、大学の空手同好会に入りました。ところが稽古がきつくて耐えられず、「やっぱり僕には漫画しかない」とか都合よく考えて空手同好会をやめました。ブルース・リーへの道は遠か