15歳高木美帆が語った本音…“スーパー中学生”が挑んだ12年前の初五輪「普通に滑るのが難しい、がよく分かった」（宮部保範）

3度目のオリンピックに臨んでいるスピードスケート高木美帆（27歳）。これまで1500m、500m、団体追い抜きで銀メダルを獲得し、平昌大会のメダルと合わせて通算6個（金1、銀4、銅1）となった。これは夏冬の五輪を通じて日本人女子最多の記録。今大会は5種目に出場し、本日行われる最後の1000mに通算7個目のメダルがかかる。優勝すれば、個人種目で初めての金メダルとなる。 そんな高木が初めてオリンピックに出場したのが、2010年バンクーバー大会。スーパー中学生として話題を集めた15歳は、大舞台を経験して何を語っていたのか。 《初出：Number749号 2010年3月4日発売号「15歳の初挑戦 高木美帆「落ち込んだけど、力は出し切ったかな」／肩書などはすべて当時》 昨年の暮れに行なわれたバンクーバー五輪の代表選考会で、15歳の高木美帆は、日本スピードスケート史上最年少の五輪代表の座を射止めた。ま

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初出：2010年3月4日発売号「代表に決まるまでは、スケートは趣味でやっている感じでした。（略）まあ部活としてやってるっていう感じだったんですよ」「しかし、結果は35位。」