『スカーレット』は極めて現代的な朝ドラに 『獣になれない私たち』晶に重なる喜美子の苦難

101本目の朝ドラ『スカーレット』（NHK総合）ほど、優しく苦しい朝ドラがこれまであっただろうか。明るく健気で、常に誰かを思いやり、弱音も吐かず働くしっかり者の女性であり、出会う人の多くが好きにならずにはいられない主人公・川原喜美子（戸田恵梨香）。豪快な笑顔が魅力的な喜美子は、テレビを観ている視聴者の心も癒し、夢中にさせている。 それだというのに、なぜ彼女の置かれている状況はここまで苦しいのか。7話において、借金取りの男が幼少期の喜美子（川島夕空）に「悪人は必ずしも悪人とは限らない。どんな人間でもええ面、悪い面がある」と語りかけた言葉そのままに、『スカーレット』の世界には“悪人”がいない。皆が皆、喜美子のことが大好きで、喜美子に頼りきりな、優しく憎めない、ただ、「ちょっと心が弱いだけ」「ちょっと世界が狭いために、視野が狭いだけ」な人々なのである。 従来の朝ドラのヒロイン像、特に平成の朝ドラ

[kaos2009]

「まんぷく」や「朝がきた」とも色が違う。「おしん」ともやっぱり違う悲壮感がある。古典っぽい苦労だけど現代的って言うのはわかる

[kumanomiii]

“優しく憎めない、ただ、「ちょっと心が弱いだけ」「ちょっと世界が狭いために、視野が狭いだけ」な人々なのである。”いやあの両親はそんな生易しいもんじゃないだろ。最近毎朝ジョージを琵琶湖に沈めろ思ってるぞ

[btoy]

うん。スカーレットは面白い。脚本が非常にいい。喜美子見てるとトトロのさつきを思い出す。泣いちゃったところとか。

[hayakuzaka]

アル中でDVの父、共依存の母、アダルトチルドレンの主人公、PTSDの妹、おそらくは生存者バイアスの結末、みんなカウンセリング受けてください。家族以外は善意の人揃いだね。

[differential]

昨日？だったか、うわーーん！と子供みたいに泣いてた演技素晴らしかった。あれ「ストレス」の表出の表現だよねと思って。

[sonykichi]

どちらかといえば、極めて古典的朝ドラだと思う　＃スカーレット

[nakex1]

周囲の人物が「優しくて、個性的で憎めないキャラクター」とはあまり思えないなあ。ねちねちした人間関係に昼ドラっぽいなと感じている。