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『アンドレ・ヴェイユ自伝』 | 荒野に向かって、吼えない…
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『アンドレ・ヴェイユ自伝』 | 荒野に向かって、吼えない…
アンドレ・ヴェイユ著 『アンドレ・ヴェイユ自伝 ある数学者の修行時代』 モロ文系人間としてはヴェ... アンドレ・ヴェイユ著 『アンドレ・ヴェイユ自伝 ある数学者の修行時代』 モロ文系人間としてはヴェイユといえばやはりシモーヌなのですが、その兄である高名な数学者のアンドレの自伝。 ヴェイユ兄妹は、もちろん「お母さん、息子の成績が良すぎるからといって私に嘆いた母親は初めてですよ」(上p.12)と言われてしまうように個人的資質による部分も大きいのだろうが、またヨーロッパの、そしてフランスの教育システムが作り上げたといえるのかもしれない。 幼いころから当然のごとく古典(語)教育を受ける。医師である父親は読書家というわけではなかったが、シモーヌの死後遺稿を整理する際に、ギリシャ語からの引用も苦もなく清書したというが、これはリセでの教育のたまもののようだ。そしてバカロレアの試験対策などによっても人文学的素養も身につけていくが、これはアンドレにとっては必ずしも受動的なものではなかった。 数学者というと