赤の女王とお茶を：科学マジックは諸刃の剣？

最近知人から「小学生に見せる面白い実験ない？」みたいな話を向けられました。 見せて面白いとなると、やはり「科学マジック」的というか、ちょっと不思議に感じるような現象がいいでしょう。 検索してみると、出るわ出るわ。 どうやら日本の理科教育振興の主力武器の一つのようです。 まあご多分にもれず私もこういうのは大好きで、子供の頃はウチでいろいろ試行錯誤して台所を汚したもんです。 ただ改めて科学教育という観点から考えてみると、「科学マジック」は必ずしもよい影響ばかりとは限らないような気がしてきました。 科学マジックを教育に使う場合、大まかには 1. 面白い、不思議な現象を見せる 2. ここには実はこんな法則が隠れているのです 3. 科学ってスゴイですね という流れになると思います。 ところがこれ、よく考えるといわゆる「水伝」の構造とそんなに変わらない。 1. 水に声をかけると物が腐らない 2. 実は

[ushiwatat]

なるほど。言われてみればその通り。 >|1～3の段階ではまだ「科学」を教えたことにはならない|

[padma37]

どうして「すごい」のか考えてみよう～って、やってみないと、ということか。

[SeiSaguru]

１～３なら大体時間がきまるにゃん。４～６になると、予想外に時間がかかったり、わき道にそれそうになったり、生徒の人数が多すぎたりしそうにゃん。

[gymno]

"真に科学教育を行うならこの辺りまでやる必要があると思います。現時点では資源が圧倒的に足りないんですけどね。"

[ssuguru]

不思議な現象を起こして解説するだけでなく、条件を比較し、モデル化し、チェックするところまでやるのが理想的という提言。