イスラム教徒を悩ませる｢愛｣と｢お金｣の大問題

イスラム教の開祖・預言者ムハンマドも、結婚を推奨しています。数十年前まではエジプトやイランなどムスリム社会の若者にとって、人生最大の楽しみが結婚であったといっても過言ではありませんでした。 また、社会的にも結婚をして一人前と扱われることも少なくありません。筆者は学生結婚だったのですが、おかげで一人前と見なされ調査がしやすかったです。なぜ一人前かというと、今日のイスラム法にのっとって結婚するには大変な労力が必要だからです。 「結婚」にまつわる独自のルール まず婚姻するには相手が必要になります。今日でも特定の地域では少なくありませんが、婚姻の対象となる本人の親族同士あるいは親族の代理人による話し合いで、結婚相手を見つける方法がかつては一般的だったようです。当人たちが会うことも、話すこともなく結婚相手が決められていたのです。 もっとも、昔の日本でも会ったことのない人との結婚はありましたし、ヨーロ

[mcgomez]

あっ……ムスリムの出生率が高い理由が分かっちゃった…。やっぱり前時代の高い出生率は、女性の権利抑圧で成り立ってたんだね。

[paravola]

（同性婚なんて入る余地なさそう）ムスリム女性の場合は相手がムスリム男性でなければできません。また男性であっても、相手がムスリム女性であることが好まれ、相手が啓典の民でない場合には改宗を必要とします

[cinefuk]

『マフル（婚資）は婚姻そのものに支払われる分と、離婚時に女性に支払われる分の2つに分かれているが、両方の額を結婚前に決め、男性側から女性側に支払う。イランでは婚資が支払えず投獄される事例が深刻化し』