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死にゆくものと生き残っ(てしまっ)たもの - 妄想サンバ
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死にゆくものと生き残っ(てしまっ)たもの - 妄想サンバ
友人が亡くなった。自殺だった。19歳だった。ここから先何もとりとめもなく文章が続いていく。何も構成... 友人が亡くなった。自殺だった。19歳だった。ここから先何もとりとめもなく文章が続いていく。何も構成を考えていない。許して欲しい。長くなるかもしれない。同じことを二度書くかもしれない。でも、それはすべて俺の考えの足跡だと思って許して欲しい。 俺と彼は高校の時からの付き合いで、まだ4年ぐらいしか経ていないけども、高校の時にはじめて出来た友達だったし、最重要の友達であったことは確かだ。少なくとも、俺達の友情を疑うことはなかった。 だが彼は死んだ。なぜだろう。 いま、彼がなぜ死んだか考えるのは不毛だった。彼の死が不毛だとか、ましてや彼の生が不毛だったとは思っていない。少なくとも彼の生は、戦いは価値のあるものだった。それは等しく、人類に与えられる人生という戦いの中でもかなりの価値を得ていたはずだった。 だが、なぜ彼が自殺したのだろうということを考えずにいられない。答えはない。未来に希望はないからか。