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日本軍による人体実験
第4回 日本軍による人体実験 今回は、日中戦争および太平洋戦争の時期に、日本軍によって中国で行われ... 第4回 日本軍による人体実験 今回は、日中戦争および太平洋戦争の時期に、日本軍によって中国で行われた人体実験についてまとめてみます。 1. いつから、どこで行われたか (1) 石井機関と七三一部隊 日本軍による人体実験の舞台は中国でした。その中で最もよく知られている七三一部隊(関東軍防疫給水部)は、石井四郎軍医中将(階級は終戦時)によって作られ、中国東北部のハルビン郊外にありました。それは致死的な生体実験を秘密裏に行うための特別な一大研究施設でした。しかしながら最近の研究によると、七三一部隊は、中国各地からシンガポールなどの南方にまで広がる石井の防疫給水部ネットワーク(「石井機関」)の一部にすぎなかったことが明らかにされています。石井機関のかなめは七三一部隊ではなく東京の陸軍軍医学校防疫研究室にあり、その活動には当時の日本の医学界をリードしていた大学教授たちが嘱託として大勢協力していました
2021/07/22 リンク