家の話（内装編）

編集者として 多くの方に出会い、 多くの事を、 経験させて頂いた。 中でも 一番を衝撃を受けたのは 忘れもしない、 森 万恭さんの事務所兼、 ご自宅に 初めてお邪魔させてもらった時の事だ。 いわゆる ヴィンテージマンションの扉を開けると、 これまでに見た事の無い世界が そこに広がっていたからだ。 玄関を隔て、 突如として現れた独特なその世界観に ゴクリ、と 本当に生唾を飲んでしまった程に衝撃だった。 その時から 自分が夢見る「我が城」像は 「ヴィンテージマンション」+「リノベーション」 の一択となった。 そして願わくば その時が来たならば 森さんに内装のデザインをお願いしたい、 と強く思ったのだ。 それから約10年の後 森さんと、 ‟タイミング様”が味方をしてくれ それは現実となった。 〇〇風と カテゴライズする事のできない 森 万恭ワールドが、 毎日 疲れた自分を包み込んでくれる。 それ