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避難生活で水を節約する方法「菜箸で大便ほぐしてから流す」
大震災に見舞われ断水が続いた仙台市西部の住宅地に本誌記者が取材に行った。 飲料水は配給車の行列の末... 大震災に見舞われ断水が続いた仙台市西部の住宅地に本誌記者が取材に行った。 飲料水は配給車の行列の末に辛うじて確保できたものの、懸案となったのはトイレの水をはじめとする生活用水だった。 「貴重な飲み水を使うわけにはいかないから、みんな排水溝や小川に流れている水をバケツで汲んで利用していた。多くの家が一家総出で泥水を汲んでいましたが、運べる量には限界がある」(住民のひとり) 多くの住人で配水管を共有する大型のマンションでは、この問題はとりわけ深刻だった。 そんな中、あるマンションでは、住人たちが呼び掛け合って対応策が話し合われた。 「ある住人の方から、“使う水をできるだけ少なくするために、大便を流す前に便器の中で細かくほぐすといい”という提案があったのです。よく聞くとその住人は16年前の阪神・淡路大震災で被災した経験があるという。最初はみんな“えっ?”という表情だったが、使う水の量が格段に減る
2011/03/23 リンク