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長寿番組『笑点』、“小遊三の下ネタ率”から分かる番組の変化
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長寿番組『笑点』、“小遊三の下ネタ率”から分かる番組の変化
1966年開始の『笑点』(日本テレビ系)は、今年で55年目に突入した。現在も続く番組の中では『NHKのど自... 1966年開始の『笑点』(日本テレビ系)は、今年で55年目に突入した。現在も続く番組の中では『NHKのど自慢』(NHK)、『題名のない音楽会』(テレビ朝日系、途中8ヶ月間休止あり)、『MUSIC FAIR』(フジテレビ系)に次いで4位の長寿番組になる。主な理由として、「時間帯の変更なし」「家族3世代で視聴可能」「メンバーの明確なキャラクター付け」などが挙げられている。 一方で、マンネリとも批判される番組はどうして人気を保てているのか。笑点研究家で、ライターの岡野誠氏が『三遊亭小遊三の下ネタ』を詳細に分析しながら、“目に見えない変化”を考察する。 * * * 一時よりも、三遊亭小遊三の下ネタが増加し、存在感も強くなっているのではないか──。今年の『笑点』を見ていて、こんな考えが頭に浮かんだ。 『笑点』メンバーで、司会者に1番近い位置に陣取る小遊三には、主に『下ネタ』『イケメン・キザ』『泥棒』