【聚 Ｐａｒｔｙ】アニメの現状と課題…劇場アニメ人気も海外展開で苦戦

日本が誇るゲーム、アニメ、マンガ、キャラクターから放送、映画、音楽、ファッション、デザインなどのいわゆる“コンテンツ”産業が、“コ・フェスタ”という「横断的プラットホーム」（今林顯一経産省審議官）に統合して６年になる。今年は９月開催の東京ゲームショウから１２月予定のテレビグランプリまで２４のイベントが“コ・フェスタ”の名の下に催され、「さらに統合が実現した。欧米やアジアとも夢を一緒に語れるようになれる」（同）。 その中から、“クール・ジャパン”の筆頭格ともいえるアニメの現状と課題を報告しよう。語るのは増田弘道・日本動画協会データベースワーキング座長だ。 「今年から来年にかけて、劇場アニメは当たり年になりそうです。スタジオジブリ以外でオリジナルアニメをヒットさせるのは相当な腕力がいるんですが、ここ数年はジブリ抜きでも、やや右肩上がりの興行収入になっています。まず、今年の『おおかみこどもの雨と

[CAX]

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