SEにはマルチで仕事をさせよ

筆者が狙った，ビジネスができSEが育つ技術集団作りのポイントは2つあった。その 一つは，SEの常駐や特定顧客への専任アサインは原則しないこと，二つ目はSEが「マルチで 仕事をする」ことであった。常駐については後ほどお話しすることにして，今回は二つ 目の「SEのマルチ」を説明する。 一人が複数の顧客やプロジェクトを担当する SEのマルチとは，筆者の造語かも知れないが，コンピュータはOSがCPU時間をディ スパッチして同時に複数のジョブを処理する，それと同様に一人のSEが2，3件の顧客 やプロジェクトの仕事をすることを意味する。即ち，あるSEがA社のシステム開発とB 社の提案活動とかC社とD社のアプリケーション開発を行っていれば，そのSEはマルチ で仕事をしていることになる。マルチ度はそのSEの能力や仕事内容や顧客やビジネス の状況など色々な要素を考えて決める。 SEがこのマルチを行うことによ

[hamasta]

プログラマーでは無い人のお話。

[moro]

複数のタスクを平行してやるのは、集中力切替えのオーバーヘッドが大きすぎるから避けるべし、というのが基本だと思ってたけど。粒度が違う話なのかな？とりあえずあまり賛成できない。

[fourth]

SEに限らずマルチ仕事の能力は必須。若手のうちから体験・苦労しておくのがよい

[yyamaguchi]

「「SEは受身だ，消極的だ，顧客や営業の言う通りにする，ビジネスマインドがない，コミュニケーションが下手だ」などと言う声がある。SEがそうなるのは，おそらくそれでも一応仕事ができ，メシが食えるからだ」