乗客「無賃乗車の気分」、立ち往生の外国人も (1/3ページ) - MSN産経ニュース

首都圏の通勤ラッシュ時に発生した自動改札機のトラブル。各駅では電源が切られ、開放された改札機の横を戸惑いながら通過する乗客の姿が見られた。電車の運行は正常に行われていたこともあって、大きな混乱はなかったが、判然としないトラブルの原因にいらだつ人や、テロなどを心配する声もあった。 【押上駅】 最も改札の復旧が遅れた駅の１つ、東京メトロの半蔵門線押上駅（東京・墨田区）では、午前８時３０分になっても改札は開きっぱなしの状態。「パスモ、スイカのお客さまはそのままお通りください」という駅員の拡声器の声に誘導され、通勤客らは足早に改札を通り抜けていった。 隣接する京成線の改札は、午前８時過ぎには自動改札機は復旧した。しかし、パスモやスイカの所持者で半蔵門線から乗り換えてきた客が、乗車記録がカードに記載されていないため自動改札を通過できずに混乱。駅員が誘導した改札には客が長い列を作った。状況を飲み込めず