解体作業中のビル コンクリート壁が崩落 - MSN産経ニュース

１８日午前１０時２０分ごろ、大阪市福島区福島の解体作業中の鉄筋５階建てビルで、３階部分のコンクリート壁約３０立方メートルが崩落し、真下の歩道や府道に散乱した。けが人などはなかった。この事故で現場付近の府道が一時全面通行止めになり、交通渋滞が発生した。福島署は、壁を壊していたパワーショベルの操作ミスが原因とみて関係者から事情を聴いている。 調べでは、落下したコンクリート片は、最大で縦約２メートル、横約１メートル、奥行き約１・５メートル。事故当時、男性作業員（６１）が建物の３階部分でパワーショベルを操作し、コンクリート壁を突き崩していたという。 現場近くの会社に勤めている女性（２７）は、「けが人がなくて良かった。事故のときに歩道にいたらと思うと、ぞっとします」と話していた。