【臓器売買】開業医夫妻を追起訴 徳州会病院での移植手術めぐり - MSN産経ニュース

生体腎移植手術をめぐる臓器売買事件で、東京地検は３日、臓器移植法違反などの罪で、開業医の堀内利信（５５）と妻の則子（４８）の両容疑者を追起訴し、堀内容疑者と虚偽の養子縁組をして臓器提供者（ドナー）となった堀内（旧姓・石川）竜哉容疑者（２１）ら３人を起訴した。 ほかに起訴されたのは、仲介者となった会社役員、江口祐子（４７）とアルバイト、矢野勇介（３０）の両容疑者。 堀内被告は、指定暴力団住吉会系の坂巻松男組長（７０）＝同法違反容疑で逮捕、健康上の理由で釈放＝や江口被告らに紹介された竜哉被告と昨年６月に虚偽の養子縁組をし、翌７月、宇和島徳洲会病院（愛媛県宇和島市）で移植手術を受ける対価として、坂巻組長らに８００万円を支払ったとされる容疑で再逮捕されていた。 堀内被告夫妻は、同病院での手術前に予定され破談になった、別の移植手術をめぐる臓器売買事件についても起訴されている。