【裁判員裁判】窃盗は併合審理せず 大分の殺人事件被告 - MSN産経ニュース

大分地裁は３０日までに、殺人罪などに問われ、１０月１４日から裁判員裁判が始まる大分県宇佐市の無職今戸勝利被告（４５）について、追起訴された窃盗罪を併合審理しないことを決めた。窃盗事件の初公判は１１月４日に開かれる。 弁護人は「併合すれば事実上、量刑は軽くなる」と併合審理を求める意向だったが「さらに窃盗罪での追起訴が予定されており、併合は日程的に厳しくやむを得ない」と断念した。同地裁は「併合しなかった理由は、裁判体の判断なので答えられない」としている。 今戸被告は宇佐市の民家で知人男性をナイフで刺殺したとして、６月に起訴。同県別府市の林道で重機を盗んだことも分かり、窃盗罪で８月に追起訴された。