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「考古学的な大きな成果」 御廟山古墳 (1/2ページ) - MSN産経ニュース
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「考古学的な大きな成果」 御廟山古墳 (1/2ページ) - MSN産経ニュース
宮内庁が管理する古墳で初めてとなる、同庁と自治体の初同時発掘調査が行われた堺市北区の御廟山(ごび... 宮内庁が管理する古墳で初めてとなる、同庁と自治体の初同時発掘調査が行われた堺市北区の御廟山(ごびょうやま)古墳。墳丘部分を宮内庁が、地元自治会が管理する墳丘の裾(すそ)部分を堺市が同時に調査することで、古墳築造時の状況が明らかになってきた。調査を担当した宮内庁書陵部の徳田誠志首席研究官は「護岸工事に必要な資料となる遺構などの位置がわかり、考古学的な成果もあげられた」と話す。 同古墳の墳丘は斜面途中に平面のテラス部分が続く3段構造。江戸時代前半に周辺の新田開発にあわせて周濠の貯水量を増やす浚渫(しゅんせつ)工事が行われており、今回の調査では工事の際に出た浚渫土が積み上げられたとされる墳丘の1段目斜面と1段目テラスを中心に行われた。 考古学者で、奈良県立橿原考古学研究所の初代所長に就任した末永雅雄氏(明治30年−平成3年)が、御廟山古墳を何度も調査。陵墓の航空写真や実測図などを集めた末永さんの