日本方式の地上デジタル放送をベネズエラが採用 - MSN産経ニュース

総務省は７日、地上デジタル放送の規格で、ベネズエラ・ボリバル共和国が日本方式の採用を決めたと発表した。日本方式の導入は、ブラジル、ペルー、アルゼンチン、チリに続いて５カ国目になる。 現地時間の６日午前、同国の科学技術・中工業大臣と内藤正光総務副大臣が覚書に署名した。早期の放送開始を目指し、日本側が技術協力のほか、人材育成などで支援する。 原口一博総務相は「官民連携で日本方式の採用を強く推奨してきた。今回の決定をうれしく思う」との談話を発表した。 政府は、まだ方式を決定していないエクアドル、ボリビア、パラグアイや、フィリピンにも採用を働きかける方針だ。 日本方式は、欧州や米国方式に比べ、電波障害に強いうえ、携帯電話向け地デジ放送（ワンセグ）を無料で受信できるなどの利点がある。南米での採用が多いのは、１チャンネル当たりの周波数の幅が日本と似ていて、導入コストが抑えられることなどが理由だ。

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10/7、地上デジ規格で、委が日本方式採用を決めたと発表。日本式は、伯秘ブラジ爾智に続き5カ国目