【オリンパス損失隠し】菊川前会長兼社長らが担当＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース

過去の損失計上先送りに関する記者会見に臨むオリンパスの高山修一社長＝８日午後、東京・西新宿（松本健吾撮影） オリンパスは８日、過去の不明朗な企業買収について真相究明を進めていた第三者委員会（委員長・甲斐中辰夫弁護士）による調査の結果、１９９０年代ごろから有価証券投資などの損失計上を先送りしていたことが判明したと発表した。過去に投じた企業買収資金などは、損失計上の先送りによる投資有価証券などの含み損解消などに利用されていたと説明している。 高山修一社長は午後０時半に東京都内で開いた記者会見で「１０月２７日の会見内容と異なる事実が判明した。たいへん申しわけありません」と陳謝した。 高山社長は一連の損失隠しに関わっていた責任者は「菊川剛前会長兼社長、森久志副社長、山田秀雄監査役の３人」であると明らかにした。 同日午前に開いた取締役会で、過去の損失隠し問題に関連していたとして森副社長を解任。山田監