昨年の消費者物価は５年ぶりプラス １２月も７カ月連続で上昇 - MSN産経ニュース

総務省が３１日発表した昨年１２月の全国消費者物価指数（生鮮食品を除く）は、前年同月比で１．３％上昇して１００．６となり、７カ月連続で上昇した。また昨年の年平均（同）は前年比０．４％増の１００．１となり、２００８年以来５年ぶりにプラスとなった。 昨年は生鮮食品を含む総合指数でも前年比０．４％増の１００．０へと上昇した。食料とエネルギーを除く、いわゆるコアコア指数では０．２％下落し、９８．３だった。それでも前年２０１２年の０．６％減に比べ下げ幅は減った。 昨年上昇したのは電気代の７．１％を筆頭に、都市ガス３．２％、ガソリン５．９％、灯油８．０％などエネルギー関係に集中した。下落したのはテレビ８．３％、エアコン７．５％などで、いぜん家電製品の値下がりが目立つ。民間家賃も０．６％下がった。 値動きが激しかった生鮮食品は、昨年１年間でみると、０．１％下落した。