高速「休日上限千円」終了 西日本のフェリーや鉄道業界にもしこり 観光地は駆け込み客でにぎわう＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース

高速道路の「休日上限千円」の割引制度と無料化実験は、利用客を奪われて廃業に追い込まれた西日本のフェリー会社や減収となった鉄道業界にもしこりを残したまま、１９日終了した。恩恵を受けてきた地方の観光地では反動による客足の減少を心配する声が上がり、制度が終了しても、しばらく尾を引きそうだ。フェリー 高速道路料金の大幅割引が経営を直撃し、昨年１１月に運航休止に追い込まれた「明石淡路フェリー」（兵庫県明石市）。「たこフェリー」の愛称で長年親しまれたが、従業員全員を解雇しフェリー全３隻を売却した。今では乗り場に無人の事務所やゲートなどが残り、閑散としている。 同社の社長だった大麻（おおあさ）一秀さん（５８）は運休と同時に退任し、現在は神戸市内でたこフェリーのキャラクターグッズなどを販売する会社を運営している。大麻さんは「目先の人気取りだけの政策に振り回されたあげく、会社は人も船も失った」と振り返り、「

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