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【日曜に書く】論説委員・湯浅博 平和幻想はやがて自由を失う+(1/3ページ) - MSN産経ニュース
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【日曜に書く】論説委員・湯浅博 平和幻想はやがて自由を失う+(1/3ページ) - MSN産経ニュース
歴史好きな先輩記者の書棚から、以前から読みたいと思っていたアンドレ・モーロワの著書『フランス敗れ... 歴史好きな先輩記者の書棚から、以前から読みたいと思っていたアンドレ・モーロワの著書『フランス敗れたり』をもらい受けた。ページを繰りながら、歴史の転回点を察知する嗅覚の大事さを思わずにはいられなかった。 なぜ、第二次大戦前のフランスは、ドイツより巨大な経済力と政治力を持ちながら、敗北してしまったのか。フランス平和主義は、ドイツ全体主義の前にどこまで耐えられたのか。 書き出しは、1935年12月に英国を訪れていたフランス人作家のモーロワと、後の首相ウィンストン・チャーチルとの午餐(ごさん)から始まる。食事が終わると別室に連れて行かれ、「いいかね、君の祖国フランスは、ドイツ空軍のゆえに滅亡するかもしれないんだ」とささやかれた。だから今は、「フランス空軍の強化を促す評論を書け」との助言だった。 「モーロワ君、力を伴わない文化は、明日にでも死滅する文化となってしまうんだから」『フランス敗れたり』 彼