政治決戦へ本格始動 幹部フル回転 - MSN産経ニュース

与野党幹部は３連休初日の１８日、衆院解散が２１日に確定したのを受け、「８月１８日公示−３０日投開票」の日程で行われる衆院選に向け、事実上の選挙運動を本格化させた。地方選連勝の勢いに乗る民主党は鳩山由紀夫代表や菅直人代表代行らが地方遊説にフル回転。自民党も党幹部や閣僚が応援弁士として地方に散ったが、麻生太郎首相は日課のウオーキング以外は外出せず終日、公邸で過ごした。 鳩山代表は炎天下、香川、徳島両県をかけ足で回り計６カ所で街頭演説や集会あいさつをこなした。「政権交代するか、させないかを選択する選挙だ。政権交代できないと、この国の未来はない」と繰り返し訴えた。 首相は、退陣論噴出も予想される２１日の自民党両院議員懇談会や、解散後の記者会見の準備を進めたとみられる。選挙関係の日程は、この連休中は入っていないという。